Categories: 生薬

セリ科のトウキの根。貧血を治し、出血をとめ、体を温めて、滋潤を与え、月経を調え、鎮痛、鎮静の薬効があるとされる。

熟した蜜柑の皮。薬効としては健胃、鎮咳、鎮嘔、利尿などがある。

オモダカ科のサジオモダカの塊茎。利尿作用があり、口渇をとめ、めまいを治す作用がある。

クロウメモドキ科のナツメの果実。急迫性の、激しい咳嗽、腹痛、痙攀、心悸亢進などを治するとともに、強壮の効がある。緩和作用のある強壮、利尿剤で鎮咳鎮痛の効あり。味は甘い。

センキュウの根茎。補血、強壮、鎮静の作用がある。

天然の含水硫酸カルシウム。薬効は鎮静、消炎、解熱、口渇をとめるなどがある。

シソの葉。発汗、解熱、鎮咳、利尿の効があり、神経症にも効果がある。

ショウガ科のショウガの生の根。芳香性の健胃剤として働き、嘔吐を止め、体内の水分の代謝をよくして浮腫や腹部の膨満を治する効がある。薬効：健胃、鎮嘔、体を温める。

キンポウゲ科の芍薬の根。血液のうっ滞を治し、諸種の腫れ物を治する薬に加え、疼痛を治し、月経の不調を治する薬である。また筋肉の緊張、弛緩を調節し、腹痛、下痢を治す。

ゴマノハグサ科のアカヤジオウの根。強壮、滋潤、緩和、止血、鎮静、鎮痛の薬効がある。